こんにちは、ナゴミです。
2017年9月30日に放送される「満点☆青空レストラン」で幻の里芋といわれる「一子相伝の里芋」が調理されいろんなごちそうに料理されるようです。
ところで「一子相伝の里芋」ってなんでしょう?聞いたことないんです。
ちょっと調べてみたら、代々受け継がれている里芋で、日本では一家族しか栽培していないということなんですって。
これは凄いことじゃないですか?
どんな芋なのか気になりますね。
一般的にも買うことが出来るのかな?
気になって、通販の有無や収穫のことなどを調べてみました。
一子相伝の里芋とは?
出典:http://www.morinoie.com/
どうやら正式名称は「甚五右ヱ門芋」(じんごえもんいも)というそうです。
栽培しているのは山形県の佐藤さん一家です。
出典:http://www.morinoie.com/
佐藤信栄さんご夫婦と、そのお孫さん春樹さんご夫婦が、室町時代から守り継がれてきた伝統の里芋なんです。
一般的な里芋より、ずっと収穫の少ない手のかかる品種なんですが、これまで一切の品種改良をすることなく佐藤さんの先祖が400年もの間、代々守り抜いてきた里芋なんですね。
この「甚五右ヱ門芋」は佐藤さんの畑でしか育たないんだそうですよ。
一度、佐藤信栄さんの弟さんが「甚五右ヱ門芋」の種を神奈川県に持って帰り、栽培したのですが、一年目は育ったのですが、次の年には枯れてしまったそうです。
粘土質で水分をよく保つ大谷地と言うこの佐藤さんの土地でしか育たないんですね。
佐藤さん一家が栽培してる土地一帯を、「森の家」と呼ぶんだそうです。
「森の家」とは佐藤家に古くから伝わる屋号なんだそうですよ。
「甚五右ヱ門芋」はどんな食感なのか、調べてみたら、
- とても粘り気が強い
- その食感は他に類をみないほどに柔らかく、口の中でほろりと溶けるよう
- 煮くずれしないのに箸で割ればほろりと身をくずすほどに柔らかい
- 切り口は雪のように白く美しい
想像するだけで食欲がわきます。
通販はしてるの?
佐藤さんのHP「森の家」で「甚五右ヱ門芋」や、そのほかの野菜等販売していますね。
森の家
里芋も大きさや皮をむいてるか向いてないかで値段も違いますね。
その中で「親芋」という種類があるのですが、普通の品種だと食用には使用しないようですが、「甚五右ヱ門芋」は食べることが出来るんですって。
その食感は小芋とは違った食感でコロッケにすると抜群なんだそうですよ。
収穫体験したいときは?
通販でなくて、収穫から体験したいという方に!
2017年10月14日に「甚五右ヱ門芋収穫祭」があるようで、芋ほりや、郷土料理に舌鼓を打てる企画があるようです。
芋祭2017(甚五右ヱ門芋収穫祭)
開催日:2017年10月14日(土)
時間:11:00~14:30(受付開始:10時45分〜)
定員:60名(要予約/定員になり次第終了)お申し込みはこちら
会場:安楽城地区総合施設(山形県最上郡真室川町大沢837-6)
参加費:¥3,500(大人)¥2,000(小学生以下) 小学生未満無料 *
芋手ぬぐい、昼食(芋煮とおにぎりと郷土食、天然鮎の塩焼き)、芋掘り1株分を含む
*小学生料金には芋掘りは含まれておりません(芋掘りは別途1000円)
*小学生未満は昼食無料ですが、手ぬぐい・芋堀りは付いておりません
諸注意:当イベントは予約制です。当日受付は行っておりません。/シャトルバスはございません。各自、乗り合わせの上、自家用車でご来場ください。
出典:http://www.morinoie.com/imofes/
申し込み・お問い合わせ先
佐藤春樹:090-7795-2701
メール:info@morinoie.com
当日は車がないといけないそうですが、松山観光バスでツアーもありました。
松山観光バス「甚五右ヱ門芋」収穫体験ツアー
気になる方はお問い合わせ要ですね。
まとめ
山形県の真室川町の土が「甚五右ヱ門芋」を栽培するのに特化して適しているのでしょうね。
代々受け継がれてきた伝統野菜は、今後も代々受け継がれていくのでしょう。
通販があるので、山形県に行かなくても購入できるのはありがたいですね。
テレビではどんな食べ方をするのでしょうか?
佐藤さん曰く、おススメの食べ方は「衣かつぎ」という皮ごと蒸して、つるりと剥きお塩をつけてそのまま食べるのが一番おいしいそうです。シンプルが一番なのかな?