こんにちは、ナゴミです。
2017年6月24日の「人生の楽園」では、青森県で会社を退職後にオリジナルのコース料理を提供しているご夫婦の紹介です。
会社を務めあげて退職した後に一からお店をオープンさせるって結構勇気がいるような気がします。
どんなご夫婦でどんなお店か調べてみました。
齊藤さん夫婦の紹介
出典:https://hirosaki.keizai.biz/
お店を営んでいるのは齊藤博紀さん(64歳)と妻・妙子さん(63歳)のご夫婦です。
博紀さんさんも妙子さんも弘前市出身で、しかも二人は同じ中学校の同級生でした!
幼馴染で結婚って憧れます!
二人は学生のうちに付き合い始めてます。
博紀さんは高校卒業後は電気製品の販売店に就職し8年間勤めた後に、建築会社の営業に転職して30年間勤めました。
ここまで飲食関係まったくないですね。
博紀さんと妙子さんは27歳の時に結婚しています。お子さんは2人いらっしゃるようです。
博紀さんは元々、食に関して強い興味があったそうで、長い間、色んな飲食店を渡り歩いていました。が、なかなか満足のいくお店に巡り合えなかったそうです。そこで博紀さんが考えたのは
「自分で満足のいく料理を出す店を作ってしまおう」
って事でした。ないならば、作る。言うのは簡単だけど、かなりリスキーです。
ちゃんと妙子さんに相談し、妙子さんも賛成したとのことで、会社を退職後し2016年に“クッキングスタジオBon Vue”をオープンしました。
Bon Vueは「よい眺め」という意味が込められてるそうです。
ここで妙子さんの支える力に感心ですよね。二人の信頼関係が分かります。
お店の名前はBon Vue(ボンビュー)でお店の特徴は?
出典:https://hirosaki.keizai.biz/
2016年12月11日に「山の観(み)えるレストランBon Vue(ボンビュー)」をオープンさせた博紀さん。
お店の名前の意味がよい眺めとあるように、お店の窓からは津軽の名峰で雄大な岩木山が一望できるんです。美味しい料理を堪能しつつ、良い景色も楽しめるなんて素敵ですね。
そして博紀さんは職歴を見ても、飲食の経験はなく料理は独学。でも、料理自体は趣味でやっており20代の時に調理師免許も取得しています。
なので、料理のジャンルにもこだわりはなく、フレンチやイタリアンを融合してる創作料理になるそうです。
食材は地元産にこだわって買い付けは全部自分でしており、食後のコーヒーまで試行錯誤でブレンドして決めるというこだわりよう!
料理はもちろん、コーヒーまで丁寧にお客様に満足してもらえるよう丹精込めて工夫してるんですね。
リピーターのお客様には同じ料理を出さないとか、苦手な食材は使わないという配慮もしてくれるという嬉しい気づかいまでしてくれます。
地元のものも買い付けつつ、野菜は自宅近くの畑で数種類育てて、料理に使っているんです。その中に清水森ナンバ(トウガラシ)という弘前市の特産品も植えてステーキソースに活用しているんです。
清水森ナンバってどんな唐辛子なの?
清水森ナンバ(弘前在来トウガラシ)は今から約400年前、津軽藩初代藩主・津軽為信が京都の伏見稲荷から持ち帰って、津軽地方で広がり独特の在来種になったと伝えられています。
昭和40年ごろまでは一大産地だったそうですが、輸入のトウガラシが大量に入り、生産者が1名となってしまい、品種の存続が危ぶまれましたが、地元生産者やJA・行政などの産学官連携によって「在来津軽清水森ナンバブランド確立研究会」が発足し、現在生産量は徐々に増えているそうです。
大ぶりで辛み成分が少なく、独特の甘みと風味があり、ビタミンA・C・Eが他のトウガラシに比べて多く、栄養面でも価値があるものなんです。
これぞ地の食材ですね、機会があれば食べてみたいです。
Bon Vueの場所や評判は?
Bon Vueは完全予約制で、2日前からの予約が必要となります。すべてのお客様に満足のいく料理を出すためなんですね。
住所:〒036-8231 青森県弘前市稔町19-16
電話:0172-31-5251
営業時間は水~金:17時~22時 土日:12時~15時
定休日は月・火(要相談)
席数は20席あります。
料理は、前菜・スープ・パスタのほか、
- 魚料理が選べるAコース
- ガーリックポークステーキのBコース(各3,500円)
- 魚料理と田子牛のサーロインステーキが食べられるCコース(5,000円)
- 土日の昼限定のブランチコース(3,000円)
ドリンクは、グラスワイン(500円~)・ボトルワイン(2,500円~4,000円)などです
アルコールの持ち込みは500円。
実際にBon Vueを利用した方によると、お値段以上の満足感があるようです。
近くの方は是非一度足を運んでほしいお店ですね。