アリスの名曲「チャンピオン」のモデルとなったカシアス内藤は今!その家族は?

ボクシング界にはもうすでに引退してしまっているのですが「カシアス内藤」という、元・東洋ミドル級チャンピオン、元・世界ミドル級1位を勝ち取った方がいます。

この方、あのアリスの最大の名曲「チャンピオン」のモデルになったボクサーなんですね。

アリスの名曲「チャンピオン」は若い世代の方でも聞いたことがある方も多いんじゃないですか?最後の挑戦に敗れ、引退を余儀なくされたボクサーの悲哀を描いた渋い漢の歌です。

なかなか今の時代にはない名曲ですよね。

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カシアス内藤さんについて

カシアス内藤さん、見かけが純日本人っぽくないのですがそれもそのはず、アメリカ人の父と日本人の母との間に産まれたハーフなんです。写真は現役のころの写真ではないですが、お歳を重ねられてても強そうに見えますね。でも実際のカシアス内藤さんはとっても優しい方なのだそうです。

基本のカシアス内藤さんのプロフィールを少し書きますね。

本名:内藤純一(アメリカ名:ロバート・ウィリアムス・ジュニア)

生年月日:1949年5月10日

出身地:兵庫県神戸市生まれ、神奈川県横浜市育ち

通称「和製クレイ」「東洋のクレイ」と呼ばれていたそうです。

カシアス内藤さん、デビュー翌年から連勝して無敗のまま、20歳で日本ミドル級チャピオン、21歳で東洋ミドル級チャンピオンにまでのぼりつめたそう。

でも本来の気が優しくて精神的にもろい性格が災いして、後に世界チャンピオンになる相手に一旦負けてしまった後は、最初の勢いはなくなってしまったみたいで、負けが続いて表舞台から姿を消してしまったみたいなんです。

4年たってボクシング界に復帰したのですが、影でこの復帰にかける執念に身震いするほど心動かされたアリスの谷村新司さんは、ボクサーをテーマに曲作りを始めたそうです。ここでアリスの名曲「チャンピオン」が生まれたんですね。

初めは連勝したけど、東洋ミドル級王座決定戦に挑むものの2回KO負けをして、その年の末に現役を引退したそうです。

引退後は癌が発覚!家族に支えられて

引退後に咽頭がんが発覚して、なんと余命3が月と告知されたそうです。

でも、カシアス内藤さん、ご自分のボクシングジムを開設するという夢をもっていて、声が出せないと選手を指導できないという理由で咽頭がんの手術をしなかったそうです。

この勇気、すごいですよね。

家族は、特に奥様は大変だったと思います。死と隣り合わせの夫とジムの切り盛りしないといけないですもん。

でもカシアス内藤さん、今もご健在なので、上手に癌と共存してるみたいですね。日常生活は支障はないんですって。

カシアス内藤さんの長男で、内藤律樹さん、2011年9月にプロデビューして、今や日本王者!!親子で日本王者ってすごい!父の背中を見てたのかな。血もあるんでしょうね。

そしてこの度、「爆報!THEフライデー」にご出演されるようで、カシアス内藤さんの奥様に奇跡が起きたようです。どんな奇跡でしょう、良い奇跡だと信じています。

そうそう、カシアス内藤さん、ご自身が「チャンピオン」のモデルになってたということを知らなくて、カラオケでチャンピオンを歌おうとしたら、「あれは君の歌だよ」と教えられて初めて知ったそうです(笑)

自分を歌ってくれた歌があって、その曲が大ヒットしたなんて、素敵すぎます。

カシアス内藤さんが癌に負けないで、ボクシングのトレーナーとして名前を聞く日を待ちたいと思います。

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