こんにちは、ナゴミです。
2017年6月29日に放送される「クレイジージャーニー」で、写真家・映画監督・ノンフィクション作家の石川梵さんが出演されます。
石川梵さんは芸能人ではないのですね。どんな写真家なのか?どんな映画を撮ってきたのかなど、知らないことだらけなので、調べてみました。
石川梵さんのプロフィール
出典:http://www.e-obs.com/blog/5050/
本名:石川 梵(いしかわ ぼん)
生年月日:1960年
出身地:大分県別府市
出身高校:大分上野丘高校
石川さんは、10代の頃は日本将棋連盟奨励会に在籍し、棋士を目指していたこともあるようでしたが、写真家に転身しました。フランス通信社(AFP通信)のカメラマンを経て、フリーのカメラマンになっています。
なので、大学は行っていないかと思われます。
なぜ棋士から写真家に転身したかという理由は後述します。
石川梵さんは本名?
石川梵さんって珍しい名前ですよね。
「ぼん」って全然聞かないから本名じゃないかと思ったんですが、本名だったんです!
「梵」という字には、清廉潔白という意味があり、海外で通用する名前をと、石川さんのお母様がつけたんだそうです。
清廉潔白=心が清くて私欲がなく、後ろ暗いことのまったくないさま
石川さん自身は「煩悩の煩ですよ(笑)」という冗談も言われるようです(笑)
将棋の棋士から写真家に転身した訳は?
石川さんは10代の半ばに将棋の棋士を目指して奨励会に入会しました。
一年で順調に3級まで昇級してなかなかいいペースだったようですが、途中で成績が悪くなった時に四段までどれくらいの時間がかかるのか、自分が棋士に向いているのか、他の世界も見てみたいと思うようになったことがきっかけで「自分は基本的に理数系の人間ではない」と思い奨励会入会から二年後に退会を決意したそうです。
好きだから続けても結果が出るのに時間がかかるとか、10代でそこまで真面目に考えられる石川さんは若い頃から常に色々考えてる方だったんですね。
奨励会を退会した時に、師匠や先輩から餞別を貰い、そのお金で一眼レフカメラを購入したそうです。写真家・石川梵の誕生です。
伝統の鯨漁をしていた村とは?
石川さんが鯨漁を写真に収めるために通い続けた村は、インドネシアにありました。
レンバタ島のラマレラ村です。
昔ながらの伝統的な方法で鯨を追い込み、風向きや潮流など勘により予想し鯨よりも先回りして、鯨との命をかけた一騎打ちでの勇敢な鯨漁に惹かれた石川さん。
この村に石川さんは19年も通い続けました。
ここでの鯨漁はモリ一本のみで鯨に挑んでます。
その鯨を仕留める瞬間を写真に収めるためだけに通い続けたんですから想いが強い方なんだと思います。
これから先、鯨漁がどんな方向に進んでいくのか関心が出てきますね。
まとめ
石川梵さんは「世界でいちばん美しい村」というドキュメンタリー映画を2017年に順次公開しています。
これは2015年4月に起きたネパール大地震で、最も被害が大きかった小さな村に寄り添った記録なんです。
写真家として、映画監督として世界中の人に見せたいくらい地震に対して前向きに生きてるラプラック村の一家族を追った作品だそうです。
そして、次回映画作にインドネシアで撮る「くじらびと」を用意しているのだとか。
石川梵さんの作品は、写真も映画も懸命に生きる人をしっかりとらえてるのでしょうね。