こんにちは、ナゴミです。
2017年10月3日に放送される「人生デザインU-29」でちょっと変わった方・・と言ったら語弊があるとは思うのですが、長谷川彰良さんという古着コレクターで、ブロガーでモデリストという方が紹介されます。
長谷川さんは服飾業界の中では異色の存在みたいです。
効率化が進んでるこの世の中で、効率よりも自分がいいと思う服の為ならとことん追求して最大限にいいものを作ろうとしてる方なんですね。
では、長谷川さんという方がどのような方なのか気になったことを調べてみました。
長谷川彰良さんのプロフィールは?
出典:http://rrr00129.blogspot.jp/
名前:長谷川 彰良(はぜがわ あきら)
生年月日:1989年
出身地:茨城県
学歴:ESMOD JAPON
長谷川さんが服作りに目覚めたきっかけは・・そういうものはないそうで、気がついたら好きだったそうなんです。
小学校3年生の頃にボストンバックが欲しいと思って、母親のミシンを使って作ったり、ズボンまで作成してたみたいです。
小学生で・・。
小学生っていったら布のリュックとかエプロンを作りますよね(汗)
あ、でも長谷川さんはエプロンは上手く作れなかったみたいです。何故かというと「興味がないから」
好きかそうでないかで原動力がまるっきり違ってくるんですね。たしかにそうですが差がありすぎて(笑)
中高ではなんと、ヤンキーたちの学ランを詰める職人のような存在だったようです。
地元の怖そうなヤンキーさん達が遠慮がちに詰めるのを依頼してきてたんだって。裏番長みたいですね(笑)
長谷川さんは学ランは詰めず、いたって普通の学生だったみたいです。
長谷川さんの生き方変えたきっかけとは?
長谷川さんは、高校卒業後に服飾の専門学校「ESMOD JAPON(エスモードジャポン)に進学したんです。
その時に垣田先生というフランスで修行した先生からスーツ作りを教わったんです。
その時にスーツの仕立てはこんなに手間をかけて作るものなんだと感動していた時に、偶然古着屋で見つけた1900年のフランスの消防服を何となく買って、分解したのがきっかけだったんですね。
なんとかく、1900年の消防服を買うということも(売ってることじたい凄い)、それを分解しようとする思考も自分にはないからただビックリです。
100年以上前の消防服が作業服なのに垣田先生から教わったスーツの仕立て方と全く同じ作り方がされていたことに感動して涙が止まらなくなったんだそうです。
ここから100年以上前の服に興味を抱いてヴィンテージの服を買いあさるようになったようです。
そういう服ってどこで手に入れるんだろうって思ったら、仲のいいコレクターがヨーロッパをずっと周っていて、その人から買ったり、博物館のものを一旦ディーラーに買い取ってもらって、それを買ったりするそうです。
博物館の服は時価だったそうで、長谷川さんがジャケット2着とシャツ1着をオーダーで仕立てて、それと交換したんだそうです。
過去や現在の活動は?
長谷川さんの仕事はモデリストということなのですが、
デザイナーのイメージを具現化できる優れたパターン技術を持ち、パターンメイキングを行いながら服づくりのすべての工程に関わり、生産にまで責任を持つ人のことをモデリストと呼びます。
つまり、服を作ることに関しては全部を一人で出来てしまうってことでいいのかな?
アパレルの何でも屋さん的な感じでしょうか?
2011年にESMOD JAPONを卒業して、企業に5年半モデリストをし退職後にフリーランスとなっています。
出典:http://rrr00129.blogspot.jp/
2016年10月には独立し始めての仕事「半・分解展」という個展を催しました。
京都と名古屋と東京で開かれた個展で、長谷川さんが今まで集め、研究してきた古いヴィンテージな服を半分だけ解体して展示する個展でした。
100年以上前の服を解体した状態で見られるのはなかなかない機会ですよね。
そもそもそんな古い服と出会わない・・。
これは最終的に1400人もの方に来場してもらい、無名の個人の個展としては大成功だったんだそうです。
今現在もいろんな仕事をしているようで、アパレルメーカーからデザイン・パターン・生産の依頼が来たり、個人の方からマニアックな依頼が来たり、セミナーにも出向くことがあるようです。
ただ、作る服の領域は狭いようでメンズのスタンダードなスーツがメインなようですね。
その理由は、長谷川さんがご自身の作る服を、この世に残したいと思っているからなんですね。
流行りの服などは、時がたつと見向きのされなくなりますよね。なるほど。
長谷川さんのブランド?
出典:http://rrr00129.blogspot.jp/
2017年の時点で長谷川さんは独立して1年で、来年にブランドの立ち上げを考えてるようです。
長谷川さんは「100年前の感動を100年後に伝える」ということをモットーにしてて、長谷川さんの作るブランドの服が、100年後の人に感動してもらえるような服を作っていくそうです。
現在は試作品を作っている段階だそうで最初のコレクションは「ダブルフェイス」で行くことにしているそう。いわゆるリバーシブルですね。
長谷川さんが作ると常識を打ち破りそうな素敵な服が出来そうですね。
長谷川さんは結婚してる?
服に魅せられて服しか興味ないのかな?(偏見です、すみません)と思ったのですが、長谷川さんは現在ご結婚されて都内で暮らしてました。
お子さんもいらっしゃるようですね。
詳しい馴れ初めやお子さんの性別などは分かりませんでしたが、支えてくれる奥さんとお子さんがいらっしゃるんですね。
いつまでも仲良くしてくださいね。
まとめ
将来への思いや、やりたいことが明確にある長谷川さんがうらやましくなりました。
メンズの服しか作らないそうで、そこだけは残念な思いです。
でも、長谷川さんの作る服って、ずっとずっと残っていきそうですね。
手作業で丁寧な仕事は、見るのも買うのも好きです。
私は作り手にはなれないけど、丁寧に作られたものを買うことで支えていきたいですね。