こんにちは、ナゴミです。
2018年4月9日に放送される
「プロフェッショナル仕事の流儀」
でラーメン店主の竹井和之さんが
出演されます。
竹井和之さんのラーメンは全国の
ラーメン通をうならせるほど評判なんです。
そのラーメンは「白河ラーメン」
ご当地ラーメンの一つなんですね。
ラーメンが大好きな方は知って
いらっしゃるんでしょう。
お店はどこなのか気になったので
調べてみました。
竹井和之さんのプロフィールは?
出典:https://www.nishinippon.co.jp/
名前:竹井 和之(たけい かずゆき)
生年月日:1955年3月
出身地:福島県白河市
趣味:ゴルフ・食べ歩き
竹井さんは白河ラーメン「とら食堂」の
2代目店主です。
5人兄弟の末っ子に生まれています。
高校を卒業した後は東京で会社勤め
をしたのですが、19歳の時に家業の
ラーメン店を継ぐために故郷に戻りました。
父がいる時にはラーメン作りの
技術を見て盗み、いない時には
チャンスとばかりに自分でラーメンを
作っていたようです。
教え方も職人ですよね。
父が亡くなりお店を継いだ時は
- 「とら食堂は味が変わった」
- 「他で食べても同じ味がする」
と常連客に言われ、随分と悔しい思いを
したようです。
その悔しさが、白河ラーメンを進化させる
糧になったんです。
厳選された素材を今まで以上に
惜しみなく使い、化学調味料に頼らずに
素材の旨味を引き出したスープを
完成させるなど、相当な努力を
されたようです。
お店が軌道に乗り出したのは
父が亡くなってから5年くらい
かかったようです。
この5年間は精神的に大変だった
でしょうね。
創業者で父の竹井寅次さんとは?
父である先代は寅次さんといい、
ここから「とら食堂」の名前は
きてるのですね。
大正15年生まれの父・寅次さんですが
この父・寅次さんは色々と破天荒な
伝説を残してまして、近所でも評判の
ギャンブル好きで仕入れのお金を
持っては競輪場へ行ったり
大酒飲みだったりしたようです。
2代目の和之さんが仕事を辞めて故郷へ
戻ってお店を継いだのも母に
「バクチばかりで店がダメになる」
と言われたからなんですね。
でも、寅次さんの作るラーメンは
近所でも群を抜いて評判が良かったそうです。
そして寅次さんはラーメンの作り方の
教えを乞う人には、惜しげもなく
作り方を伝授したそうです。
なので白河市には中華そばを出すお店が
100件以上あって、寅次さんのお弟子さん
なんです。
何気にラーメンを惜しげもなく教えてたのは
お小遣い稼ぎということみたいですが(笑)
その結果が白河市のラーメン文化を
発展させたのでしょうね。
父・寅次さんは56歳の若さで
亡くなったのですが、和之さんの目に
焼き付いてる父の姿は
体の弱い母親をかばいながら
仕事に打ち込む姿、だったんです。
仕事に打ち込む時の
父の背中はカッコイイんです!
白河ラーメン「とら食堂」の場所は?
出典:https://www.facebook.com/torashokudo/
休日には九州からもお客さんがやってきて
400人もの人が押し寄せるという。
開店前から大行列が出来るようです。
絶対食べるためには開店前から
並んだ方がいいのでしょうね。
「とら食堂」
住所:福島県白河市双石滝ノ尻1
電話:0248-22-3426
営業時間:11:00~14:30
16:00~18:00
*材料がなくなり次第終了
定休日:月曜日
こう言ってはなんですが、「とら食堂」
の周りは、田んぼや山々に囲まれてて
周囲に何もないです。
なので、皆さんこの「とら食堂」でラーメンを
食べる!という目的で、ここを訪れてる
んです。
凄いですね。
竹井さんは東京に出店のオファーも
あったようなのですが、すべて断っています。
東京から、白河市までお客さんを引っ張って
これるお店、とら食堂のラーメンを食べたいから
白河まで足を運んでもらいたい。
というプライドがあるんです。
職人ですよね。
地域も活性化するのかな?
東京駅周辺からでも車だと3時間弱は
かかりますね。
九州から車だと北九州市でも
14時間以上はかかります。
好きなものを食べるって時には大変。
とら食堂・福岡分店
全国にとら食堂のお弟子さんのお店は
沢山ありますが、
2016年末に、福岡県に
「とら食堂」の分店がオープンしています。
西日本在住だけど福島県までいく
時間もない・・って方には
いいかもしれません。
「とら食堂」福岡分店
住所:
電話:092-707-1015
営業時間:11:30~15:00
18:00~21:00
*材料がなくなり次第終了
定休日:月曜日
白河ラーメンがどんなものか
食べてみたいときは、一度訪れると
いいかもしれませんね。
美味しかったら本店の味が食べてみたく
なるかもしれませんね。
まとめ
2代目として白河ラーメンを進化させてきた
竹井さんは、まだまだ白河ラーメンの味を
美味しくするために日々、研究と挑戦を
続けてるそうです。
儲けるためではなくて、美味しいラーメンを
食べてもらいたいからこその情熱です。
日本全国色んなご当地ラーメンが
ありますが、一つ一つに物語が
あるのでしょうね。
竹井さんが作る白河ラーメンは
福島県の「とら食堂」でしか食べることが
出来ません。
是非食べてみたいですね。