こんにちは、ナゴミです。
9月13日に放送される「今売れている!ニッポンの21世紀職人」で様々な凄腕職人にスポットを当てているようです。
その中で気になったのが、形が球体の珍しくて美しい有田焼のお重があるようで、ちょっと調べてみたら、その美しさに見とれてしまいました。
有田焼きだから作ってるところは佐賀県ですね。
どんな方が作ってるのか、会社やデザインなど、調べてみました。
球体のお重を作ってるのは李荘窯業所
出典:http://www.premium-j.jp/
李荘窯業所があるのは有田焼で有名な佐賀県。
珠体のお重を作っているのは、寺内信二さんです。
寺内さんは有田町で生まれてます。小さなころから有田焼が身近だったのでしょうか?
大学は武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科を卒業しています。
卒業後は流通を学ぶために、東京の焼き物の会社に就職して学び、その後は有田に帰り李荘窯業所に就職しました。現在は4代目として焼き物を作り続けています。
珠体のお重が出来たのは何故?
出典:http://www.premium-j.jp/
一体この球体のお重はどういういきさつで誕生したんでしょうか?
なんでも2011年に東京の伊勢丹新宿で日本料理店「六雁」(むつかり)のおせちを入れるために作成したものだということです。
でも、この球型の器は作るのに相当苦労したみたい。
中に仕切りもつけてほしいという「六雁」の要望があったんですけど、中に仕切りをつけると器は型から抜くとき割れやすくなってしまうんだそうです。
人の手でミリ単位の精度で作るのは難しいけど、デジタル技術を使ってデザインを設計し、ミリ単位の傾斜をつけることで、生地を型から外れやすくしたんだそうです。
型はデジタル技術で出来るけど、型に圧力をかけて陶土を流し込み、型から抜いて焼く作業や染付けをする作業はすべて手仕事なので、職人の手仕事はやはり必要なんですね。
珠型のお重はどこで買える?いくらなの?
実際手に取ってみてみたら、そのフォルムが美しくて見入ってしまうそうです。
写真でも十分美しさは伝わってきます。インテリアにもなりそう。我が家では無理だけど。
お値段が気になりますよね。
球体のお重は三段重と五段重があります。
こうやってみると、ほんと重箱には見えないですね。
ではお値段ですが、五段重のお値段が
約12万円です。
柄によって値段が変わってくることもあるみたいですが、大体の相場でこのくらいみたいですね。
そして、三段重のお値段は
約一万円くらい。
こちらも柄によって値段が多少変わるみたいです。
五段重にはちょっと手が出ないですね・・三段重だったらなんとか購入できる金額かな?(汗)でもちょっと小さいわ~。
通販してるところは?
ネット情報によると、三段重がロフトに置いてあるところもあるようですが、気になるのは通販ですね。ネット社会で通販に頼ってしまいます。
有田焼焼き物ギャラリーつじ信
上記のサイトで扱ってるのを見つけました。
三段重と五段重の取り扱いもあったし、柄も沢山ありました!
有田焼を専門に扱ってるんでしょうね。
まとめ
毎年春の連休で行われる「有田陶器市」には100万人の人手があるんですって。
安くてもいい陶器が手に入る時代だけど、骨董関係などはなにか魅力に溢れてるのでしょうね。
多分、この器!!!って思えるものと出会ったら、その器を使うたびに幸せな気持ちになるのでしょうね。
有田焼は400年の歴史があるみたいです。
職人さんも絶えず、新しいものを作り続けてたんだなぁと改めて知りました。でも、いいお値段しますね(汗)