こんにちは、ナゴミです。
2018年3月21日に放送される
「クレイジージャーニー」で孤高の時計師
として菊野昌宏さんが出演されます。
時計師ってことは時計を作ってる方ってことですが
その時計の値段がとんでもなく高額なんです。
一本2000万ほどする時計もあるのだとか。
時計師・菊野昌宏さんってどんな方なのか
気になったことを調べてみました。
菊野昌宏さんのプロフィールは?
出典:https://www.facebook.com/masahiro.kikuno.3
名前:菊野 昌宏(きくの まさひろ)
生年月日:1983年2月8日
出身地:北海道深川市
学歴:北海道深川西高等学校
菊野さんは、最初から時計に興味が
あった訳ではなく、レゴのように
自分でアイディアを出して
一から作る物のように、物つくりに
関心があったんです。
高校卒業後に自衛隊に入隊し
銃の整備に携わってました。
時計との出会いは、自衛隊の上司が
つけていた機械式の時計。
当時、菊野さんは自衛隊の売店で
売っている1本千円くらいの腕時計を
されていたのですが、機械式の時計が
何故こんなに高いのか疑問に
思ったそうなんです。
職人が時間をかけて一つの作品を
生みだす事に機械式の時計の魅力を
感じ、時計職人になるために上京し
2005年に
「ヒコ・みづのジュエリーカレッジ」に入学し
時計修理の技術を身に着けたんです。
独立時計師アカデミー(AHCI)
菊野さんは現在、大手メーカーなどには
所属せずに独立時計師として生計を
立てています。
2011年に日本人として初めて
AHCIの準会員として入会が認められました。
そして2013年には正会員になっています。
AHCIとは世界中の独立時計師から構成された
国際的な組織で会員は十数人しかいない
狭き門なんですね。
かつてはフランクミュラーも所属していた
んです。
このAHCIに入会するのにも会員2名による
推薦と、自作した時計をバーゼル・フェアの
ような世界的な見本市のAHCIブースに出し
協会内の協議を突破して準会員になることが
出来るんです。
そこから更に、最低3年間で2回、新作を
発表し、AHCI総会にて出席者全員の賛成
をもらい正会員になることが出来るんです。
このAHCIの会員になることだけでも
凄いことですよね。
会員の皆さんは天才肌集団なんですね。
日本人では菊野昌宏さんと浅岡肇さん
だけが会員になっています。
菊野昌宏さんの時計の購入方法は?
菊野さんの時計を購入するのは
どんな方法があるのか調べてみました。
何せ一本の値段が高いですから
そこらへんで買えるものではありませんよね。
菊野さんの時計は完全受注生産になっています。
しかも注文したら出来上がるのは約1年先。
これは1年間も時計を待つ高揚感を
味わえるという。
でも、それだけ菊野さんが時間をかけて
手掛けてると思うと待つ価値は
十分にありそうです。
菊野さんはなるべる直接お会いして
作品の製作工程や価値を理解して購入して
もらっています。
最初にHPからコンタクトをとってからに
なるようですね。
現在購入出来る作品は?
菊野さんは完全に一人で作成しているので
大量に作ることが出来ません。
今は二つの作品のみ受注されています。
出典:https://www.masahirokikuno.jp/
作品名:朔望(さくぼう)
朔は新月・望は満月を表しています。
年に生産できる数が4本と限られた作品で
お値段は
500万円(税抜)
出典:https://www.masahirokikuno.jp/
作品名:和時計改
今の多くの時計は「定時法」を
採用しているのですが「不定時法」という
一日を昼と夜に分け、それぞれを6等分して
その一つを一刻とする時間の刻み方を
採用しています。
文字板上のインデックスが日々、
自動的に動くことで「不定時法」を表示する世界初の
腕時計です。
生産は年に1本のみで
お値段は
1800万円(税抜)
高級外車が買えてしまうお値段です。
出典:http://www.mensclub.jp/
この時計は「折鶴」と言って、販売はされてないのですが
菊野さんの作品です。
これはからくり時計で右上のボタンを押すと
折り鶴が午前なら1/4回転、午後なら
半回転し、その時の時刻をハンマーが
叩く音で知らせてくれるようです。
どの作品も個性的ですよね。
そして日本を感じます。
菊野昌宏さんは結婚してる?
優しそうなイメージのある菊野さんですが
現在結婚していらっしゃるのか
気になります。
あるインタビューで、奥様がいらっしゃることに
触れてました。
奥様は菊野さんのこの時計作りにとても
理解をされてて、支えているんだそうです。
この奥様あっての菊野昌宏さんなのでしょうね。
お子さん情報は見つからないので
不明です。
何はともあれいつまでも仲のよい
夫婦でいてほしいですね。
まとめ
菊野さんの作り出す時計の価値は
すごいものがありますね。
量産ではなく、たった一つの作品に
費やす情熱は職人だなぁって感じます。
お値段がものすごいので私には
手が出せませんし、値段を下げてくれなんて
愚かなことも言えませんが、
一度目に触れてみたいです。