こんにちは、ナゴミです。
2017年9月21日に放送される
「和風総本家」で、ゼンマイ仕掛けの
究極精密機械をたった一人で作る
職人さんの紹介があって
職人の作るものが好きなので
どんなものを作ってるのか気になり
調べてみました。
成瀬拓郎さんという時計師です。
電機などは一切使わずにゼンマイだけを
動力にして何枚もの歯車を動力にして時計を
動かしてる時計を作ってる職人さんなんです。
今回は成瀬さんについて、経歴や作った作品
購入できる場所はどこかを調べてみました。
成瀬拓郎さんのプロフィールは?
出典:http://www.naluse.co.jp/
名前:成瀬 拓郎(なるせ たくろう)
生年月日:1973年
出身地:愛知県名古屋市港区
成瀬さんは1992年に
愛知県立瑞陵高等学校を卒業したあと
アメリカのカルフォルニアで自家用飛行機の
免許を取得しています。
その後、鹿児島県第一工業大学航空工学科を
卒業しています。
飛行機関係に就職するのかと思いきや
愛知県の自動車生産設備メーカーに就職します。
開発にかかわる仕事をしていく中で
元々「ものづくりが好きで、中でもメカが大好き」
だったので仕事にのめりこみますが
サラリーマンのままでは限界がある
と感じ、好きな製品開発で独立できないものかと
考えるようになりました。
そんな時に古道具屋で見つけた
ゼンマイ式の古時計と出会うんです。
どうやって動くのか分解していたら
少年時代のようにワクワクしたんだそうです。
そしてサラリーマンをしながら独学で
時計作りの勉強を始め2002年に
「ナルセ時計」を名古屋市で開業しました。
独学というところが凄いですよね。
モノづくりが好きなだけあって、
とことん追求していったのでしょうか。
「ナルセ時計」の製品は、歯車から
ゼンマイに至るまで成瀬さんの手作りなんですって。
どんな作品があるの?
出典:http://www.naluse.co.jp/
成瀬さんの大きな作品で有名なのが
2005年の愛知万博で展示された
「千年時計」です。
高さ4メートルの巨大なモニュメントで
70キロの重りを動力にして動く機械式時計です。
4000年の時を表示する
カレンダー機構を備えているから
「千年時計」なんですって。
万博が終わった現在は、豊田市の
産業文化センターの1階ロビーで
今も毎日動き続けてるそうですよ。
出典:http://www.naluse.co.jp/
人間の「愛」と「時」の関係を
モチーフにした作品
形がハートでかわいいですね。
315000円
出典:http://www.naluse.co.jp/
日本刀をイメージしたデザインのゼンマイ時計
472500円
「ナルセ時計」のお店の場所は?
成瀬さんの時計の工房はどこにあるのでしょうか?
住所:愛知県名古屋市中村区中村本町四丁目27番地2
電話:052-482-5071
営業時間:9:00~19:00
定休日:日曜日
販売だけではなくで、時計の修理もおこなってる上に、交換不可能な部品も新規に製作して対応してくれるので、大事なお気に入りで動かなくなってる時計も相談できるかもしれないですね。
和時計を復活させた成瀬さん
和時計って初めて聞く言葉ですよね。
(少なくとも私は)
和時計って、江戸時代に作られた
日本独自の時計なんですって。
昔は「不定時法」という独自の概念で
生活してたんだって。
どういうことかというと
季節によって、日の長さが違うじゃないですか。
昔は日の出と日没を基準にして
一日の長さを区切っていたそうです。
太陽の動きに合わせて人が生活していたので
時計も人に合わせて調節していたそうです。
夏であれば昼の間の文字盤の幅を広げ
夜を狭くするという感じにするんで。
同じ速度で針が進んでも、時計上でも
昼の時間が長くなります。昔の人って凄いですよね。
この和時計を成瀬さんがたった一人で
復活させたというのですから、ビックリです。
出典:http://www.naluse.co.jp/
これが現代の和時計です。ちゃんと販売してるんですよ。(1050000円!!)
数字と数字の感覚が一定じゃないのが分かりますね。
成瀬さんのゼンマイ時計はどこで買える?
成瀬さんのHPでも注文することは可能ですが
値段がお高いだけに直接見てみたいという
気持ちになります。
実際にナルセ時計の製品を置いているお店は
- ジェイアール名古屋タカシマヤ内東急ハンズ名古屋店 10階「 男の書斎」
- 千葉県成田市成田国際空港 第1旅客ターミナル北ウイング5F「 CHASIN」
- 東京ミッドタウン ガレリアE-0305「 THE COVER NIPPON」
- 名古屋市千種区向陽1-11-14「 アンティークオルゴール 赤い靴」
HPに記載はしていたのですが
自分の目で確かめてないので
問い合わせをしてみたほうがいいかもしれませんね。
まとめ
成瀬さんは、定期的に時計教室を開いて
物づくりの楽しさを伝えています。
手間をかけて心を込めて作ったものが
愛着を湧くのを知ってほしいからなのかな?
と思っています。
成瀬さんが作った時計は
100年使うことが出来るそうなんです。
人間より長くいきそうですね(笑)
一度購入したら宝になりそうな
ナルセ時計がもっと認知されたらいいですね。