こんにちは、ナゴミです。
2017年4月13日のクレイジージャーニーでカナダに移住し、超過酷な「犬ぞりレース」に人生を捧げる女性、本多有香さんが特集されます。
彼女のことは少し前に知りました。命をかけて犬たちと険しいレースを走り続ける本多有香さん。もっとメディアに出てほしい。今回完全密着なんだそうです。
本多有香さんはまだあまり有名ではないかと思いますが、有香さんのこと、出来る範囲で調べてみました。
本多有香さんって何者なの?
出典:http://www.faust-ag.jp/interview/interview034.php
本名:本多 有香(ほんだゆか)
生年月日:1972年
出身:新潟県
学歴:岩手大学農学部
現在の居住地:カナダ・ホワイトホース郊外
犬ぞり使い
犬ぞりのレースで犬をコントロールする人のこと
犬ぞり使いの有香さんは元々は雪の多い新潟県の出身なんですね。
父親はお医者さんだったそうですが、有香さんがカナダへ発つ前に癌でお亡くなりになったそうです。
有香さんは大学卒業後、いったん就職されてますが、25歳位の時に退職して「マッシャー(犬ぞり使い)」になるためカナダへ行かれてます。
実際にカナダへ発つまでに何があったのでしょうか。
本多有香さんが犬ぞりレースに興味をもったきっかけとは?
有香さんが大学3年生の時にカナダにオーロラを見るために、格安の「イエローナイフでオーロラを見るツアー」に参加されたそうです。
その旅行でオーロラも見たのですが、それよりもそこで、犬ぞり用のアラスカンハスキーという犬が、一生懸命にそりを引いている姿にオーロラよりも感動したそうです。元々犬が大好きな有香さんは「よし、いつか自分で犬ぞりを引き、レースに出てみたい」と、思ったのだそうですよ。
実際に犬ぞりレースを見て印象的だったのが、犬が喜んでいたことなんですって。自分の目でレースを見る前は、そりを引かされて犬がかわいそう・・と思っていたけど、そうではなく、犬もマッシャーも、喜んでいたのが心に響いたんでしょうね。
どれだけ過酷なのか
2014年のユーコン・クエストのレースの様子
2012年に、初めて「ユーコン・クエスト」を完走するという快挙を成し遂げた有香さんですが、それがどれだけ凄いかというと、アラスカ州フェアバンクスを出発し、ゴール地点ユーコン準州のホワイトホースまでの1600キロ犬ぞりで走り続けるんです。
このレース、ちまたでは「世界で最も過酷な犬ぞりレース」と言われるほど山あり谷ありのレースなんだそうです。
極寒の地でキャンプをしながら、犬たちの世話をしながら、大荷物をそりに積んで犬と走り続けるのですが、犬も凍傷になるしケガももちろんあるし、そりで走るといってもまっすぐな道ばかりではないので一筋縄ではいかないんでしょう。
その過酷なレースを有香さんは12日間と1時間28分で完走しました。犬は出発時は13匹でしたが、途中けがなどではずして、最後は7匹になったそうです。
このレースでゴールした日本人女性は本多有香さんが初めてなんです。すごい快挙ですね!
本多有香さんの普段の生活は?
出典:http://www.faust-ag.jp/interview/interview034.php
有香さんは29匹の犬たちと水も電気もないカナダ・ホワイトホースの郊外で生活をしています。
・・といっても、水も電気もないっていうことですから毎日の生活だけでもキャンプって感じがしますね。
レースのない夏場なんかはレースに出るため様々な仕事をしてお金を稼いでいるんだとか。
最近はペンキ塗りの仕事をして生計をたてているようですが、それまでは資金作りのために、日本に戻り、ビルの清掃、警備員、レストランの皿洗い、イベント会場でのチケットもぎり、ポスター張り、花火の打ち上げ人、パン工場の夜勤、模擬試験採点、たたき売りをしたりなどの仕事をしたそうです。
時にはオーストラリアでトマトもぎの仕事もしたとか。
そして、レースの為のトレーニングのために、有香さんの仕事が終わる、夜11時頃からはじめるんだとか。大体毎日50キロ~80キロをそりで実際に走る訓練をして、家に帰るころには朝の4~5時。その後犬に餌をあげて、朝の8時に起き、犬舎の掃除などをしてまた仕事に行くんだそうです。(夏の間は犬たちが暑がるのでトレーニングしないそうです)
毎日忙しそうですね。一日の行動もすごいと思うのですが、普段の生活に、水道や電気がないんですよね。水もくまなきゃいけないし、薪割もしないと寒いし・・現代の文明にどっぷりつかってる私たちからみたら、この生活も非日常的に思えます。
でも有香さんにとってはこれが日常で現実なんですね。
まとめ・有香さんが語る犬ぞりの魅力
出典:http://www.faust-ag.jp/interview/interview034.php
こんなに過酷な生活や、トレーニングをずっとして、本番のレースも命がけ!この犬ぞりレースのどんなところの魅了されたんでしょうか。
「犬たちと一緒に毎日辛いトレーニングをして、レース本番で一緒にゴールを目指すのが楽しいのです」
とインタビューで答えてます。一体感を持てるという楽しさがあるんですね。
今後も出来る限りレースには出続けたいと語る有香さん、まさに現代を生きる冒険家。
またテレビ良い報告が聞けるといいですね。